業界のホンネとタテマエ


  • このコーナーは、様々なテーマについて業界の方々に屈託のない意見を述べて頂いたり、 スクウェイブとしてのコメントを徒然なるままに記載することを主旨としている。
  • 従って、このコーナーに記載される内容はスクウェイブの事業説明の補足を意図したものではない。
    またゲストの方の意見も含めて、ここに記載される内容は、 スクウェイブの公式見解とは必ずしも一致しないので予め御了承頂きたい。
  • その前提で、このコーナーは、記載者のホンネを記し、 タテマエとのギャップから何かしら読者の業務のヒントになることがあれば大変素晴らしいが、 むしろ私としては、ちょっとした気分転換になって頂ければ本望と考えている。
    是非肩肘を張らずに一杯のコーヒーを飲むついでにご覧頂きたい。
2004年5月20日 黒須 豊

第7回:「ダメ上司について考える」

掲載日: 2004年9月1日
執筆者: 株式会社スクウェイブ
経営管理室 吉浦 恭子 (U.S. CPA)
  • ダメと言われる上司にもいろいろ種類があるが、以下は会社生活を 1X 年送ってきた私が知る中で、最も嫌われる上司のパターンである。
  • あくまで friendlyで感じが良いのが特徴だ。部下が深夜残業していると差し入れしてくれるし、仕事でミスしても笑って許してくれる。飲み会では料理を取ってくれたりして、細や かな気遣いを見せる。いつも雰囲気を和らげてくれる、癒し系。カルチャースクールで知り合っていたら仲良しになっていたはずだ。
  • 初めのうちは「いい人だなあ」と親近感がわき、ランチも誘われるまま行ってしまう。だが一緒に仕事をしていくと、徐々に馬脚を現す。あきれるほど仕事ができないのだ。どんなに感じ良くしていても、隠しとおせるものではない。部下が何を質問しても、まともに答えられたためしがない。それどころか、基本的な業務内容について、何度も若い部下に聞いてくる始末。
    一体この人は今まで何をやっていたんだ!?
    当然、最後は部下がキレてしまい、トゲトゲしい物言いをしてしまう。場合によってはイジメてしまう。それでも腰の低い、にこやかな態度を変えない上司。部下の機嫌の良し悪しを瞬時に察知する能力には長けている。機嫌が悪いと、いつも以上に気を使って話しかけてくるのが感じ取れる。
  • こういう状況が続くと、部下の方がだんだん自己嫌悪に陥ってしまう。この上司は、確かに仕事はできないが、人間的には良い人だ。そんな人を罵倒してしまう自分は、なんて器が小さいんだろう・・・!アイフルの CM に出てくるチワワを虐待したような気分になる。
  • 部下は気を取り直して、明日からは優しくしてあげようと決意する。だが、性懲りもなくとんちんかんな事を言われた途端、その決意はもろくも崩れ去り、思わず毒のある言葉をぶつけてしまう。そしてまた部下は自己嫌悪に陥る。
  • この悪循環は、部下をじわりじわりと弱らせる。がつんと一発くらわされるより、おそらくダメージは大きい。そして部下は気付くのだ。これは確信犯でやっているに違いない・・・!こういう上司は部下の人間的な優しさに付け込んで、楽をしているのだ。
  • そしてこういう上司に限って「自分は一生懸命やっている」フリをすることにかけては天下一品なので、目上の人のウケはいい。部下がどんなに上司の上司に訴えても無駄だ。降格もリストラもされずに生き残ってしまう。
  • 仕事はできるがEQが低いために嫌われている上司なら、努力次第でなんとかなる。だが上述のようなケースはどうがんばっても部下の信頼を取り戻すのは無理だろう。会社が早く気付いて処置するしかない。
  • 部下をお持ちの方は、ぜひ「感じの良い上司」より「仕事のできる上司」を目指してがんばってほしいものだ。
  • スクウェイブ上役一同>仕事のできる上司を目指して頑張ります。