業界のホンネとタテマエ


  • このコーナーは、様々なテーマについて業界の方々に屈託のない意見を述べて頂いたり、 スクウェイブとしてのコメントを徒然なるままに記載することを主旨としている。
  • 従って、このコーナーに記載される内容はスクウェイブの事業説明の補足を意図したものではない。
    またゲストの方の意見も含めて、ここに記載される内容は、 スクウェイブの公式見解とは必ずしも一致しないので予め御了承頂きたい。
  • その前提で、このコーナーは、記載者のホンネを記し、 タテマエとのギャップから何かしら読者の業務のヒントになることがあれば大変素晴らしいが、 むしろ私としては、ちょっとした気分転換になって頂ければ本望と考えている。
    是非肩肘を張らずに一杯のコーヒーを飲むついでにご覧頂きたい。
2004年5月20日 黒須 豊

第55回:祝 SLRシリーズ公式参加企業100社突破!

掲載日: 2018年3月30日
執筆者: 株式会社スクウェイブ
代表取締役社長
黒須 豊
  • 今回はお目出たい話題を1つ挙げさせて頂きたい。それは、スクウェイブ社の旗艦サービスであるSLRシリーズの参加企業が合計100社を突破したことである。

  • 参加企業名も指標も公開することを前提としたIT可視化ベンチマークサービスとして2004年以降発売開始したサービスであるが、大企業中心に展開してきたこともあり、元々対象となる企業数が限定されてきたため、50社を突破してからの新規参加企業数は必ずしも順調に増加してこなかった。

  • さらに、リーマン・ショックなどもあり、一時は、リピート参加企業数の減少も看過せざるを得ない状況にあったが、最近、また既存参加企業の利用も回復しつつある。ただし、上記の100社の数字には、既に一度でも参加頂いた企業は何度利用して頂いても参加企業の数としてはカウントしていない。つまり、何度もご参加頂いた企業は、あくまで1社としてカウントしている。所謂、延べ数で言えば企業数は200社を超えている。

  • 従来は、巨大企業を中心にご利用頂いてきているが、今後は大企業以下の特に中堅企業各社にも利用頂き易いSLRシリーズを展開していく予定である。是非、ご期待頂きたい。

  • なお、当SLRサービスの成功もあって、スクウェイブ社は、2010年から9年間連続で財務省主計局の委託を受けて、全政府各府省の情報システムに係る予算要求の評価を実施している。当該予算要求に係る情報システムをスクウェイブ社が事前評価して、約500〜600件の意見書を作成している。この中では具体的な予算要求額に対して削減可能額も算定している。

  • 主計局予算係は、当該意見書を踏まえて予算の査定を実施している。もちろん、当該意見書のみで予算査定が実施されるわけではないが、少なくても、結果的に、毎年、数百億円規模の無駄な予算削減に繋がる査定に対してスクウェイブ社が間接的な貢献を果たしているということは間違いない。

  • なお、当該委託業務は、本音を言えば、大変な業務である割には、決して委託料は高くない。さらに、9月は自分も含めてほとんど精鋭メンバー全員がこれにかかり切りになってしまう。最近は、真面目に、ビジネスと言うよりも、妥当な国家予算決定に対して多少なりとも貢献しているのではないかという矜持だけでやり遂げているという印象が濃くなっている。

  • ただし、財務省主計局で得た知見が他の業務で役立つ場面は少なくない。現在までに、独立行政法人の住宅金融支援機構や日本貿易振興機構において、CIO補佐官やCISOアドバイザーを務めているが、これらの業務においては、民間におけるSLRのデータや経験に加えて、官における特異性を考慮した評価を実施することが必須になるが、正に、財務省主計局における経験が活きている。

  • 今般、文書書き換え問題で揺れる財務省であるが、あれは理財局だけの悪癖であり、他局、特に主計局は違うことを期待したいところであるが、財務省解体論も語られる様になっており、決して予断は許さないだろう。是非、とばっちりを受けて本業務の重要性が蔑ろにされることが無いように祈りたい。

  • さて、本題をSLRに戻して、今回、100社突破を記念して、クールなボールペンを作成した。参加企業のキーマンには全員進呈したいと考えている。自分はキーマンなのに届かないという方はご一報頂きたい。また、この際に、参加したいという企業担当者の方も対象である。是非、SLR参加企業の一員として貴社のIT可視化を断行して頂きたい。